エルフでビキニでマシンガン!表紙イメージ

いよいよいよいよ来月、(エルフでビキニでマシンガン)が、発売されることになりました。実を言うと昨日表紙を見せてもらい、今からもう、ワクワクしているのですが、作者とはいえ、絵の権利はイラストレーターの方にあるものですし、編集部の発表よりも前に勝手にお見せするわけにもいかないものですから、大体こんな感じの構図ですと言うことで、手元にあるフィギアとアマゾンの箱で再現してみました。

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…………いや、呆れないでくださいねお客さん。
ちなみに手前で銃を担いでいるのがヒロイン、奥にいるのが主人公、本当は上にもうひとりちっこいのがいるんですが、それは今回割愛。
とまぁ、こんな感じのキャラ配置と構図で、表紙が出来上がります。もちろん、本物の表紙はこの写真の数千無量大数倍良いので、どうぞ皆様、表紙絵の公開がなされた時には作者のこの写真がどれぐらい当たってて、かつどれくらいのお粗末さかなのかをお笑いください(笑)

ロシアのスーパーヒーロー映画だそうで

Facebookで流れてきたんですが、来年公開のロシア映画の予告です。
バルカン背負った熊に変身出来るウェアベアー、テレキネシス使い、やたら身体能力の高い刃物使い、そして透明化できる美女という組み合わせのロシア版「ファンタスティック・フォー」というところでしょうか。
本家と違ってバイオレンスにアクションを寄せているのは本家「ファンタスティック・フォー」と違うハードな内容ってことなんでしょうかね。

「ガーディアンズ」のタイトルが付いて欧米公開はするようです。
ナントカ日本でも公開してほしいものですが。

アシストロイド写真漫画「ドクター・フー編」その3

そういうわけで第三回です。
じつはまだ続きがある予定なんですが、この後、父が倒れたり引っ越しがあったりで、ネタは絵コンテ状態のまま撮影されておりません。
「エルフでビキニでマシンガン!」のさらに次の作品「大交渉者(仮)」が一段落付いたらまた撮影しようかと思ってますので気長にお待ちください。
中に出てくるサイバーマンは第1回に出てきたターディス同様タイタンという会社が出しているコレクティブフィギュアシリーズです。
ニッポンとは違いすぎるディフォルメセンスがなんとも楽しいんですがこれがお高い……

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アシストロイド写真漫画「ドクター・フー編」その2

今日はその2。
ここに出てくるターディスの外見はソフビのディフォルメシリーズ、中身は11代目ドクターの初期のプレイセットです。兎に角大きいんですが、後に入手した10代目のターディス内部のプレイセットはもっと大きいらしく、怖くて箱からまだ出してません……

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アシストロイド写真漫画「ドクター・フー編」その1

アニメ化されて何が嬉しかったと言って、自分のキャラの立体物が「販売」されたことです。
中でも特に嬉しかったのは「アシストロイド」のアクションフィギュアがCM’Sさんから出たことでした。
で、二年ぐらい前、再びBBCのテレビドラマ「ドクター・フー」にハマり、こんな写真漫画を作ってました。
まずはその1

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私は好きな作品でしたが

とある作品に関して「自分には合わない」「こう見えた」という所見を述べただけで集中放火して土下座の上に謝罪させ、あげく色々と追い打ちをかけるでは飽き足らず、「こっちは良い批評、こっちは悪い批評」と消した画像を勝手にアップして使ってるのを見て絶句しました。

確かにその感想や所見に穴や欠点はあるかもしれませんが、個人の感想です。
面白い、と思うのと同じぐらい「つまらない」と感じる人もいるわけで。

「殴られるような原因を持っていたり隙を見せる奴が悪い」というのでは無頼漢の理屈と同じです。

ネットの不可抗力により、瞬間最大風速でそうなったとしても、本人が謝罪して意見を取り下げた後も、勝手にスクリーンショットなどを使って揶揄したり再炎上させる理由にはならないと思うのです。

それは完全にいじめっ子の論理、無頼漢の所行というやつで。
風評によって被害の出る作品の作者、もしくはスタッフやキャストが文句を言いにいくなら判りますが、ファンがやるのは筋違いだと思います。

この状況も記録され、記憶され、後で火が収まった時に反芻されるわけで……自分自身のことも自重せにゃとは思いますが、この状況は悲しい。

これはもう作品を褒め称えたいんじゃなくて信者じゃないものをあぶり出して嬲り殺しにしてるのに等しい。
これでは駄目だと思うのですが……?

リラム販促用短篇その2「刃の果実」

リラム~密偵の無輪者~外伝・刃の果実:神野オキナ

神々と魔法が去った世界の片隅。
金髪を高くまとめた長身の戦古貴人族{戦古貴人族:ヴォルエルフ}の侍女リンザを、勝るとも劣らぬ美貌の彼女の主、東圏{東圏:ヒウモト}のサムライ、レイロウはそっと寝台に押し倒した。
「あ、あの……ご、ご主人様……せ、せめて湯浴みを……」
「いいんだ」
戸惑う自分より頭ひとつ背の高い侍女の首筋に唇を這わせながら、レイロウはこともなげに言った。
「お前の匂いはいい。どんな女よりいい匂いがする。戦士の匂いだ」
「ご、主人様……」
顔を真っ赤にするリンザの上半身を寝台に横たえ、レイロウのしなやかな指が侍女服の合わせを開く。
張りのある豊満な乳房が揺れて、僅かに左右に流れる。
衣服を脱ぎながら彼女に覆い被さるレイロウの身体は白い肌が細く引き締まり、しなやかな獣のようだ。
「お前は、僕の女だ」
青年が囁く、それだけで、普段は刃の様に研ぎ澄まされているリンザの美貌が蕩けた。
かつては北方辺境の女位主{女位主:フィルヴァー}として君臨していた女戦士でもある彼女の肢体は、青年の指と唇にたちまちに汗ばみ、わななく。
「レイロウ、さま……」
広い寝台の上で戦古貴人族{戦古貴人族:ヴォルエルフ}の美女は一刻あまり続いた主からの愛撫のあと、下着の紐を解いて片足に絡めたまま、優しく微笑み、両腕をのばした。
寝台の上に引き締まった女の長い脚を曲げて広げ、レイロウはリンザの中に押し入る。
甘い声をあげた瞬間、リンザはレイロウを迎え入れたまま抱きしめ、寝台の上を転がると、ふたりが寝ていた場所に、毒塗りの短剣が数本、暗闇の中から突き立った。
寝台から落ちながら、レイロウは寝台の下に隠してあった短槍を引き抜いてリンザとまた上下を逆にしながら振り向き、飛びかかってきた別の相手の心臓を貫いた。
そして、リンザは床板を拳で叩いて外し、中に納めてある大剣を引き抜く。
銀の光が尾を引いて、五回の瞬きほどの時間が過ぎるころ、寝室には四つの暗殺者の死骸が転がった。
「片付けます」
と大剣の血を寝台の布で拭い、部屋を出ようとしたリンザの手を、レイロウは掴んだ。
「あとでいい。久々の戦いで昂ぶってる」
「……はい」
頬を赤らめながらリンザは血臭の満ちた部屋で、乱れた服を改めて脱ぎつつ訊ねた。
「東圏{東圏:ヒウモト}の誰かに雇われたんでしょうか?」
「多分、兄上に媚びを売りたい商人だろう。腕が悪すぎる…………でも、ひょっとしたら、嵐が来る前触れかもしれないぞ。そうなら少しは楽しくなるが」
再びリンザと唇を重ねつつ、美しい東圏のサムライは戦場で敵にあったときのように、無邪気で甘く、危険な笑みを浮かべた。

 

(終劇)

リラム販促用短篇その1「献立と来訪者」

三つの海を分ける大海障{大海障:バルバドン}唯一の抜け道の先にある南の圏{圏:エスティズ}、ロキオルスは短い春の季節を迎えていた。
首都、リューシュの外れにある森の中、小さな、しかし位主{位主:ルヴァー}の一族が本来使うための豪奢な館の一室で、美しい影が机に向かって書き物をしていた。
窓は大きく開け放たれていて、青い空の下、吹き抜ける風が窓に掛かった、光を遮るための紗を優雅に波打たせながら涼しさを流しこんでいた。
その机の上に、小さな装置がある。
掌に載ってしまいそうなその球状をした機械――――びっしりとあらゆる数字と記号が刻まれたその小さな球体は、この世界における特殊な技術によって持ち主として登録された人間の損得を計算し続ける。
最初に、そしてことが始まってからも随時入力していく数字さえ間違えなければ、それは不確定要素を考慮しなければ、大抵において正しい――――低く見積もっても七割の確率で――――結論を導き出すはずだ。
神の居ないこの世界で全てを決定する、その指針がこの計算球{計算球:レドゥラ}だ。
「さて、どうしたものかな」
羽根筆を停め、美しい影は顎に手を当てた。
21,2歳。中性的な美貌ながら、意志の強い目の輝きが「漢」を感じさせる。
ゆったりとした衣類はこのロキオルスのものではなく、大海障を抜けた先、ヒウモトという名で知られる、特殊な戦士の一族が支配する「圏{圏:エスティズ}」のものを彼なりにこの「圏」にある布地で再現したものだ。
「明日来る姫様の献立なのだが、食麺麭{食麺麭:フォナム}の生地に何か柔らかい木の実を砕いたやつか、乾果物を細かく切ったやつでも入れるか、それとも無地のものにするか、ちと迷ってる。バウサン、どっちがいい?」
ちら、と切れ長の目が彼の背後、正確に言えばこの部屋の窓側の壁の隅、紗が翻っているその陰をみつめた。
「いやだなあ、ご存知でしたか。一刻も黙ってるとはお人が悪い」
そういう暢気な声がして、青年とも中年とも付かぬ古貴人族{古貴人族:エルフ}の男が、のっそりと姿を現した。
巧みな隠形の技で、気配を隠し、視界に入らないようにしていたのである。
「てっきり今度こそ上手くお命を頂けるかと思ってたんですが」
「簡単に取られては困る」
「ちぇっ、レイロウ様にはかなわねえ」
「で、どう思う?」
レイロウと呼ばれた青年は、机の上で書きかけになった品書きをバウサンと呼んだ男に見せた。
手に持っていた短刀を腰の後ろの鞘に収め、薄く無精髭の生えた顎に手を当て、バウサンはもっともらしい顔でその品書きをのぞき込む。
「そうですねえ。山赤鶏{山赤鶏:レッカン}の卵と胸肉を燻製にしたものと、香辛料をたっぷりきかせた土梅牛{土梅牛:バンザ}の尻尾のスープ……これなら食麺麭{食麺麭:フォナム}に何か入れるより、塗った方がいいんじゃないですかね」
「では卵の白身に香料を少し入れて……いや、入れない方がいいな、照りと食感だけでいいか」
品書きを自分に向け直し、長い脚を組んで考えはじめたレイロウの喉へ、手首の飾りから小さな針を音もなく取りだしたバウサンの腕がするりと動いて……停まった。
「何をしている」
その背後、脊髄の上に鋭い長剣の切っ先が微かに触れている。鋭く磨がれた先端はそのまま持ち主が一歩前に進めばバウサンの延髄を切断するだろう。
「いえ、な、なにも……」
バウサンは引きつった笑顔を浮かべ、ゆっくりと、相手を刺激しないように後ろを向いた。
そこには長身で豊満な胸以外は引き締まった体つきの、彼とは違う戦に長けた戦古貴人族の女性が侍女服を纏って立っていた。
「失せろ」
じろりとしなやかな獣の様な美貌が命じると、バウサンはひと息に窓の外へ跳躍して消えた。
「ご主人様、御酔狂が過ぎます。暗殺者を殺すどころか『隙があればいつでも殺せ』とは」
そう言いながら長身の戦古貴人族の美女は長めの首に填められた首輪の後ろ、鞘代わりの鉄輪に剣を納めた。
「まあ、そう言うなリンザ。お陰で明日のお姫様への献立が出来た」
にっこりと、レイロウは微笑む。
「それに、僕の背中はお前が守ってくれる」
それだけで、リンザと呼ばれた侍女は顔をほのかに赤く染めた。(終劇)

新盆も終わったので

父の新盆も済み、これからようやく平常運転です。
「きんどるどうでしょう」さんの記事のお陰でこちらへの来訪者も増えて頂いて本当に有り難く。
毎日更新とは行きませんが二日にいっぺんぐらいの更新で頑張ろうと思っております。

で、「リラム~密偵の無輪者~」の電子書籍版がこの前発売されましたが、実は紙の本が出たときに販促用の短篇をふたつ書いております。
明日と明後日はまず、それを連続して掲載しようかと(なお販促用に使って下さった所から許可は得ております)。

これを機に、お手にとって頂ければ幸いです。

また、来月は新作「エルフでビキニでマシンガン!」が発売されます。
こちらは打って変わって脳天気なコメディです。
どうぞお楽しみに。