塔を行く者と自主流通本のこれからについて

ご無沙汰しております。
以前ご報告しました自主流通本「塔を行く者」ですが、初版全100冊、ほぼ無事に興味を持ってもらっていただける方たちの下へ、これから自主流通本にご協力願いした方、あるいはご興味を持っていただける方のところへと送り出されました。

この出版不況から来る混乱、そして「なろう小説」の大隆盛によって、営業と流通がこれに頼ってしまわざるをえない状況が続き、私らのような中堅どころはなかなか冒険できなくなってきた昨今のライトノベル&ヤングアダルト、ジュブナイル業界において、何ができるか、と考えた末にたどり着いたのが「ではまず作家が本を作って売って、その実績を重ねて編集部が営業や流通さんを説得させやすい状況を作ろう」というものでした。
幸か不幸か、そこへ今回のコロナ禍による文化庁さんの支援を受けられる状況があり、さらにこちらは、まちがいなく幸運にも協力していただける様々な方々を得て、100冊の無償配布本が完成した訳です。
この100冊でもうけようという気はありません、試算してみましたが、千部単位を売り尽くして、ようやく費用を回収し、食べ放題の焼き肉に数人を誘えるかどうかという程度のものにしかなりません。まして紙の本ともなれば、管理費用がさらにかかります。
商業出版がこの国に大きく存在するのにはちゃと理由があるのだなーと改めて思いました。
それでもなぜ、これをやるのかといえば、業界全体に対する投資、というのが私の考えです。これから先、自分が物語を書いて食べていくために、必要な投資だと考えています。
とはいえ、次回からはお代を頂戴しての作品となるので、ますます気を抜かず、頑張っていきたいと思います。

次回作がどうなるかはまだ未定ですが、決まり次第、またTwitterやこのページでご報告したいと思っております。

それではみなさま今回はこれにて失礼します。

「塔を行くもの」続報

来月、2021年5月半ば、令和二年度の文化芸術活動の継続支援事業補助金により、こういう作品を限定100冊無償配付します。 協力いただける書店さん、流通さんなどありましたらお声掛けください。 書き下ろしファンタジー小説です。

新作「塔を行く者」について

お疲れ様です、神野オキナです。

先月、ようやく全てのデータを入稿して、神野オキナ初の自主流通本「塔を行く者」を5月中旬に世に送り出すことができることとなりました。

久々のファンタジーです。「箱国」と呼ばれる巨大な建築物の中に町だけではなく山や川、畑まで納まったものが山のように乱立して独自の生態系と社会を成している世界を舞台に最も強力な「知識」「技術」を王侯貴族に独占させないために「憶えて」「盗む」ことを生業とする「知盗者」の少年と、そのバックアップと、逃がすことを仕事とするを少女を主人公に、刃が煌めき、黒色火薬が炸裂し、炎が揺らめくアクションファンタジーとなっております。

表紙絵と口絵は桐嶋たける先生。帯付きカバー付きの文庫サイズです。

この本は文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」の支援金によって作られた本ですので、無償提供となります。
紙の本がオンデマンド製本により、限定100冊、電子書籍版もデータを公開して皆様にお送りする予定です。

なんでこういうものを作ったのか、といえば、私がこういう、かつて「ヤングアダルト」「ジュブナイル」と呼ばれたジャンルが、今でもやはり好きだから、というのがあります。

独自の世界設定、ユニークな仕掛け、手に汗握るアクション……というものは今もなお、小説世界における至上の輝きではありますが、今、それを「小説家になろう」や「カクヨム」などでの連載、という名の長い宣伝期間を経ないで世に送り出しても、出版社の利益に結びつくことは難しい世の中となりました。

近年、商業作品の軸足は一般向け小説にシフトしつつありますが、それでも新しい作品としてこういうジャンルのモノも世の中に送り出したい、でも「ただ書いただけ」では求めてくれるかも知れない読者の元に届かない……となれば、どう「世に送り出すか」が大事になります。

しかも昨年はコロナで、皆様ご存知の通り、すっかり世の中自体が停まりそうな重苦しい年でした。
そこで、「何かしないといけない」ということで文化庁さんのこの事業に飛びついたというわけです。

面白い作品が出来たと思います。

この本は榊一郎先生の「キャラクター創造論/キャラクターのレシピ!」と同じ「自主流通本」というカテゴリーに入るモノです。
無償提供は今回のみで、この次の本からは有償にはなりますが、神野オキナから直接「卸す」ということで一般書店さんでも、同人誌専門店でも置いていただける仕組みを作ろうと思っています。

先週ツイキャスでこのことをお話したところ、早速手を挙げていただいた北海道の書店関係者の方がいらっしゃいました。ありがたいことです。

Twitterの当アカウントの記事のRTのみでも結構ですので、こういうことを神野オキナも始めたよ、ということで、皆様、世の中に広げていただければ幸いです。

今年もありがとうございました

今年発売された、重版された本と、登場人物をイメージしたフィギュアたち。真ん中は新年1月4日発売の「国防特行班E510」どうぞよろしくお願いします!

今年もなんとか、読者の皆様を筆頭に、多くの人たちのご好意により歳を越すことができることとなりました。
KUDAN1巻の重版、2巻の発売、マイナビさんの短篇集への参加、操觚の会での作品発表、征誅刀伝さんの「双影、暁に去る」の発表など、色々と作品を発表出来たのは有り難くも嬉しいです。
この厳しいご時世の中、みなさま、本当に ありがとうございます。
来年はもっと多くの作品をお目にかけるべくがんばります。
みなさま、どうぞ良いお年を! 神野オキナ拝

新年4日に初荷として新刊が出ます!

ご無沙汰です。
来年2021年の1月4日に新刊が初荷として書店にならぶこととなりました。

神野 オキナ の 国防特行班E510

自衛隊+公安という少し変わったカウンタースパイアクションとなります。
今回はストイックなヒーローを目指しましたので、かなりシャープで乾いた作品になっていると思います。

どうぞお楽しみに!

配信などやっております。

気がつけば三ヶ月もご無沙汰でした。
情報発信は続けねばならぬ、って高尚な考えではないのですが、何か楽しそうだなということで、ツイキャスをはじめております。
https://twitcasting.tv/okina001/movie/641477291
こちらが第一回。

https://twitcasting.tv/okina001/show/1-645291137

こちらが第二回以降。

最新回がこちらになります。

https://twitcasting.tv/okina001/movie/647687429

とにかく「話す」技能を訓練している芸能人の人やアナウンサーの人たちって凄いんだなあと改めて思います。
放っておくと「あー」とか「えー」とかが入ってくるし、話題の内容もスパッと次へ次へとは進まず。
それでも第一回は、溜まっている話があるんで上手く行きましたが、二回目はデタトコ勝負で大失敗。
第三回はある程度語るべき本「ベストセラー小説の書き方」を中心に回せばいいか&オモチャでなんとか凌ぎましたが、第四回からはある程度語るべきことを原稿に起こし……とやってたらちょっと間が持たなくなって、二次元=サンを使ったのが運の尽き(笑)
今週も二次元=サンだけではどうしようもなく、「カミカゼの邦」の軍事考証をして貰った「たけるさん」に手綱を取るお手伝いを、と思ったんですが、二人がかりでも二次元=サンの制御は難しく(笑)。
あんまりゲストをお願いしても、二次元=サンのスケジュールやお仕事に差し障るので当分は月一ゲストとかにして、それ以外は別の場所で配信したり、知り合いの漫画家さん、イラストレーターさんとかをゲストで呼べればいいなーと思っております。気軽にお声をかけていただければ幸い。

これはちと欲しい

有名なバットマンのゲーム「アーカム・ナイト」登場のキャラを六分の1スケールで立体化だそうで、これは欲しい。

この密度と黒さとバランスが素晴らしいです。お値段は少々……ですけれど。

日本でもやりませんかね?

コロナやら何やらでクソッタレな2020年でしたね?!
だから、ひと足先にさよならしましょう! バーガーキングは今からクリスマスキャンペーン! というバーガーキングのCM。
アメリカらしい厄落としですなー。
Burger King | Christmas in July

結構忘れてる曲、憶えてる曲

最近ラジコというアプリを使って東京のラジオばかり聞いているんですが、そこで「校歌」の話になり、そういえば小学校の校歌ってバラバラでしか憶えてないなあと思って調べてみました。
今は亡き久茂地小学校の校歌。
https://www.youtube.com/watch?v=ij8_oLlwNLY
私の記憶では二番は「身体あくまで健やかに、元気に満ちし同胞(はらから)よ いざ諸共に勤しまん学びの道を一筋に」だと思ってたんですが。
逆に大体憶えていたのが那覇中学。
高校のほうはからっきしでした。
どうもその時の幸福度に応じて学び舎の歌は忘れてしまう傾向にあるようです。