「ガレ場」という言葉も今は滅多に聞かなくなりました。
岩屑がガラガラと積み重なった場所 のことなんですがね。
まあ、今でもオモチャの写真を撮る「オモ写」というものが好きですし、今でも撮影したりしているんですが、やはり背景に凝りたくなる、というのがこの手の趣味を始めた人間の王道ってやつで。
で、百均で売ってるコンクリートと、MDF素材の板やベニヤ板、角材に園芸用品の砂利を合わせればお手軽に作れるのでは?と思って手を出してみました。
結果、そこそこに上手くいった気がしたんですが……(左側は完全にガレ場……右にある枠内を角材と切り出した段ボールで区切っているのはそこに扉を設置してダンジョンの壁にするつもりだったからです)
枠から外そうとした瞬間にボロボロと壊れまして。『鉄筋コンクリート」という物の意味を身を持って理解いたしました。
さらに言うとコンクリートは一袋では足りず、A3サイズで大体3袋使うという……
で、こんどはA3サイズのベニヤ板と角材で作った枠の中に、メッシュラック用の金網棚をはめ込んで、簡易鉄筋とし、その中にコンクリを流し込みました……ですがやはり攪拌がよろしくなかったのか、底の部分は粉状になりました。とはいえ、何とか今度は上手くいき、それでも心配なので上から瞬着を数個分と300円で売ってるUVレジンを大量に振りかけ、以前「何かに使えそう」ということで置いておいた100均のモデリングペースト(ジェッソ……すぐに消えて亡くなっちゃいましたが)を塗りたくり。
その上からさらに赤白茶色に黒に青を少々混ぜ込んだ物を何度も重ね塗りして最初のガレ場1号が完成しました(一番上にある写真がそれで撮影した物です)。結局随分お金が掛かってしまいました。