Amazonプライムに「あそびにいくヨ!」が戻ってきました!

Amazonプライム見放題が始まった初期に存在したんですが1年たったら消えてしまった「あそびにいくヨ!」アニメ版が見放題の枠に復活しましたー!(※画像をクリックすると該当ページに飛びます!)

もうね、ありがたいです!
北米版は結局中の文字やスタッフキャストの紹介クレジットが全部英語ですし!
これをご覧になって原作にも興味を覚えましたら、是非よろしくお願いします!
アニメは原作の本のさわり……全20巻+外伝4巻のウチ6巻分しか映像化してないのです!


そして同じ世界で無関係な他の沖縄県民はなにしてたか、というのが9月から一斉に電子書籍になるHJ文庫の「うらにわのかみさま」シリーズです!

こちらも是非よろしくお願いします!

あそびにいくヨ!英語版第一話が公式に見られます

アニメ版あそびにいくヨ!の英語版はFunimationさんが作り、配信しておりまして、このようにBlu-rayも同じくFunimationさんから出ております。


で、第1話はどうやら全世界に向けて無料開放されてるらしく、昨日環望先生のダンス・インザ・ヴァンパイアバンドの何話かが同じくFunimationさんのYOUTBEの公式ページから視聴可能ということで調べて見たら、あそびにいくヨ!もあったという次第。
英語吹き替えだけでなく、字幕なども変更されてます(さすがにアオイの強化装甲服におけるHUDの漢字表示までは直せなかったのか、書体の版権の問題なのか、そこがまっさらになっているのが国内版との最も大きな違いでしょうか)。※あとで比較したらちゃんと表示されてました(恥)
騎央が男性声優になっている以外、日本版の伊藤かな恵さん、花澤香菜さん戸松遙さんたちにかなり似た声質の声優さんが、かなりこちらに寄せた演技をしていて興味深いです。
日本語版の1話をご覧になったかたは英語の言い回しだとどうなってるのか、聞き比べてみるのも一興かと。
以下のURLをクリックして下さい。
https://youtu.be/xSYH6l71gTE

カミカゼの邦文庫化についてその4

徳間文庫版で「カミカゼの邦」が出ます。
単行本からの文庫化は普通2年から3年、最低でもかかるものですが、徳間書店さん英断でこうなりました。
さらに税抜き1200円の定価に相応しく、細谷正充先生の単行本版解説に仁木英之先生の解説に加え、「読楽」での読み切り前日譚「スウィッチ・ブレード」も収録されて、厚さ3センチもの本になりました!
この前、カバーと帯の色校をいただきまして、束見本を作って見たんですが我が家にあるどの本よりも厚く、ダブついてしまいました。
今週末には徳間文庫にも書影が出るのでそれに合わせて公開しようと思いますが、まあ大変なモノです。
カバーも特製で、かなり希少なモノになると思います。
ああ、早く何とか公開したいものです!
もう少々お待ち下さい!

 

アメリカドラマも疲れてるんでしょうねえ

ここ20年ぐらい、アメリカのテレビドラマというのは海外のドラマの中でも全世界を相手にするだけあって、大したレベルの脚本が上がってきます。社会問題も真っ正面から取り上げますし、最新テクノロジーに関しても貪欲に取り入れ、整理し、エンタメ的なディフォルメはあるにせよ完全に間違いというモノは驚く程減っています。
プロットは二重三重に絡み合い、一話完結作品も実はその背後に全編を貫く物語があり、シーズンの終わりにはそれが一気に動き出し、今までのお話の中で見過ごしていたことが実は……なんて展開をよくもまあ、と感心しながらチェックしてました。
ですが去年一昨年あたりから、これまでとはちょっと毛色の変わった作品が人気を博して日本まで輸入されるようになってきたようです。
またこれまでロングランを続けていた作品も方向を変えるモノが増えてきました。
単純明快で、キャラクターの掛け合いで展開し、毎回完結でとにかく明るい。
判りやすいギャグとお約束な恋愛展開、やり過ぎて登場人物の知能指数がえらく低かったり、前シーズンに比べて半分以下になってるように見える作品もありますが……
特に残念ながらシーズン1で終わってしまった「ラッシュアワー(J・チェン主演のアクション映画のテレビ化)」とこちらは第3シーズンからは主役ペアの片方が降板入れ替えという「リーサル・ウェポン(こちらも同タイトルの映画のテレビ化)」、そしてシーズン4にして唐突に打ち切りになってしまった天才チームの活躍を描く「スコーピオン」の3作品はその傾向が顕著でした。
視聴率的に苦戦してシーズン2こそなかったですが、シーズン1はちゃんと全話放送された「ラッシュアワー」は最初から明るく楽しく、で最後もみんな集まってささやかなホームパーティというハッピーエンドでした。
「スコーピオン」もシーズン2までは主人公の一人であるウォルターの姉の難病に絡む話が本編とは別の重大なお話として流れていましたが、彼女がシーズン2のラストあたりで亡くなると、シーズン3から、物語は一気に明るさを強調するようになりましたし「リーサル・ウェポン」のシーズン2もシーズン1にあった多少の陰鬱さは消え去って主演ふたりの知能指数どころか、他のキャラクターの知能指数まで半分になったような展開や場面が増えました(笑)
思えばこの20年、「ヒル・ストリート・ブルース」に現れた「複雑な脚本」は「ER」と「24」で遠慮なく主人公を追い詰める複数のドラマのラインになり、「クリミナル・マインド」や「パーソン・オブ・インタレスト」「第一容疑者」「シカゴファイア」に始まる「シカゴシリーズ」あたりまで複雑になり大きくなりジェットコースターになっていきました。
恐らく22話、十数時間もそれに付き合わされることにそろそろアメリカの観客は飽きているのかも知れません。
それは全米視聴率のトップが「CSI」シリーズが終了して以来、この数年連続1話完結で捜査チームを「家族」として描き続ける、判りやすい「NCIS」シリーズなのを見ると顕著という気がします(もっともCSIシリーズにも複数のお話のラインはあるのですが、それは全体を覆うほどの強さはなく、基本、判りやすい明るさが根底にあります)。
むしろ複雑な複数の話が同時に走る作品は「THIS IS US 36歳、これから」のような「普通の人たちのドラマ」や短い話数(それでも13話)の配信ドラマなどに主戦場を移していくように思えます。
さて日本の場合、どうなるんでしょうね。

工房いちか、2018年夏

終電を送り出した首里駅で、モノレールを降りた小さな影がゴロゴロと、身長と同じぐらい大きな旅行鞄を引きずって大嶺方向に首里の坂道を上る。
「沖縄のほうが東京より涼しいって、詐欺だよねえ」
しみじみと言いながら、猫耳尻尾付きの仙人、いちかはハンチング帽を被り直した。
「……オマケに当日台風直撃ってなによ? 東京と沖縄がひっくりかえってるっての……まあ、それでもギリ在庫が全部捌けてくれたから良かったー」
珍しくブツブツと言いながら歩く。
沖縄は数時間前に突然の土砂降りが続き晴れ上がった夜空の低いところを月がのんびり浮いている。
「……しかし、そろそろ旧盆かぁ。えーと25日からだっけ? 今年も旅士っち帰ってこないからあたしが仏壇担当なのよねえ……仙人なんだけどなあ」
途中、いちかはコンビニに入って昨今流行りのストロングなアルコール飲料を購入した。
「いやー、地元はいちいち身分証出さなくていいから楽だねー」
そんなことが口から出る。
「ありがとうございます」
の声を背に受けて、いちかはのんびり歩きながら最初の一本を開けた。
「久々に……疾(ジェイ)!」
ストロングな飲み物を片手に、空いた手の指を一本立ててひゅん、と振ると、彼女の引きずっていたキャスター付きの旅行鞄はぱっと輝き、コロコロと勝手に動き始めた。
「いやー、あたしって天才!」
そう言ってひょいと鞄の上に飛び乗ると、いちかは細い脚を組んで月を見上げつつアルコールをちびちびと干していく。
のんびりした速度で、鞄は人も車も絶えた首里の道を上っていく。
「いー月だぁねえ……あ、そうだスマホスマホ、メールチェックしなくちゃ」
慌てていちかはオールオーバーの胸ポケットからスマートフォンを取りだして操作した。
「うあ、結構来てるなー、ご新規の人からも感想メールが来てる……」
そう呟いて、いちかは嬉しそうに目を細めた。
「有り難いねえ……ありがたい、ありがたい」
ひょいと月を見上げる。
「さて、工房いちか、明日っからまた頑張るとしますかねえ」
そう言って、いちかはくいっと手にしたストロングなテイストのアルコール飲料をくいっと飲んだ。
「そういえば、騎央君とエリスたち、どうしてるかねえ……」
しみじみと、いちかは勝手に移動していく旅行鞄の上、明るく輝く月に向かって問いかけたが、答えが返ってくるはずもない。

雨が止んだら、防水作業なのね

この前の台風の後の大雨でうちの部屋の下の住人さんから「雨漏りがする」ということで調査が入り、原因はうちのベランダにあると判明。
正確にはベランダ側の壁。言われて見れば確かに亀裂が入ってます。
安くて広い所ですが築三十年以上、真面目に作ってある建物でも、沖縄は塩害が酷いのでこういうこともままあります。
で、亀裂が入ってるだけではなくコンクリ自体が膨らんでそこから水が入ってくる模様。
下の住人さんにも悪いので「さっさと工事して下さい」ということで今日工事前の調査が来ました。
……結果。
9月早々に工事になります。
単なる防水じゃなく、膨らんだコンクリ壁を「はつり」作業で崩し、コンクリ塗り直しで2,3日。
その後プライマー塗布×3回&防水加工×3回。
短くても1週間は作業するとのこと。
なお塗装作業の一種なので雨が降ったら延長戦。
最初の「はつり」作業とコンクリ塗り直し以外は1日数時間だそうですが……
これからバリバリ仕事するぞー!という時にホントに間の悪い……
それ以前に作業する人たちが通れるように部屋を片付けにゃならんのですが。

覚えてるつもりで……

10代から20代の終わりまで、とにかく映画を観まくっていた時期がありました。
丁度時代がβ、VHS戦争の末期のころ。
我が家の経済事情は高校卒業まで、ビデオデッキを買う程ではなかったのですが、それでも何とか大学に入るあたりから自力でVHSビデオデッキ(中古)を購入して以後、録画王とか色々買い変えつつ、片っ端から映画を借りてくる日々でした。
当時まだTSUTAYAはなく、沖縄では九州地方で最もチェーン店を展開していたBOOKBOXという書店とレンタルビデオの店が最大規模の勢力を誇り、山のような新作旧作のビデオがフル回転で押し寄せてきていました。
今と違い、一泊二日380円が「安い!」と驚かれる時代。何とかバイト代をやりくりして映画を観まくりました。
そうなるとガイドが必要です。当時映画雑誌はもちろんですが映画の本も多く出ていました。
最初にガイドにしたのは当時まだ連載されていた双葉十三郞先生の「僕の採点表」、そこから小林信彦先生のエッセイ。さらにそこから装丁の和田誠さんの「お楽しみはこれからだ」シリーズへ。さらにあちこちから出ていたビデオ雑誌や映像系、娯楽系雑誌に載っている映画の豆知識を一生懸命詰め込んでおりました。
台詞回しやストーリーの基礎の基礎をそこで学んでいたと思います。
で、そこで得た知識は確定しているモノだと思い込んでおりました。
ソビエト映画「戦争と平和」ではラストの大戦闘シーンでロケットを撮影に使っている、というのもそこで得たモノです。
で、その後「戦争と平和」をみる機会があり、ちゃんと確認した……筈なんですが。
何処の場面で使ったかを完全に記憶違いしておりました。

途中の3分45秒ぐらいに始まる砲弾視点のシーンだとばっかり思い込んでおりまして。
で、まあTwitterでこの話題が出たとき、意気揚々と書き込みまして。
暫くやりとりをしたあと、記憶の端っこに違和感を感じて最後まで見ると……実際には5分10秒あたりから始まる場面がそれだとようやく思い出しました。
いろんな人が「若い頃に得た知識は確定していると思い込みがちで」と書いたモノを読んでいるにもかかわらず……小林信彦先生でさえ「今は当時の資料とノート、日記を読み返す」と書かれる程なのに。
知識の基本は記憶ですが、それをどこかに出力するなら、事実確認を怠ってはダメですねえ。
色々反省しております。

日米ダクトテープ格差

アメリカ映画で、ドラマで「万能ツール」として使われるモノの筆頭は「ダクトテープ」だと思います。
あの銀色のダクトテープは時に破れたスタジャンの補修に使われ、時にマシンガンの弾倉を上下に結びつけて素早い弾倉交換を可能にし、時に貧乏人の車のバンパーを本体につなぎ止め、時にガーゼやタオルと共に傷口を塞いだりもします。
日本でもダクトテープは売ってますが、どうもアメリカの製品とは違って粘着力が弱く、丈夫でもなく、すぐ剥がれてしまい穴が開きます。
これなら同じ値段の布テープのほうが……と思ってたらどうやらアメリカで売られているものと日本で売られてるモノは根本的に違うようで……。
というのも知り合いにペイントボール(特にスピードボールというテニスコートぐらいの大きさのフィールドにバルーンで出来た障害物を使って左右から走り込みつつ打ち合う激しい動きのほう)をやってる人がいまして。
普通のサバゲーと違ってどちらかというとスカッシュとかラクロスみたいに走りまわり、スライディングをかましまくるので、ズボンの膝の部分が破れ、同じチームの海兵隊員(現役)からダクトテープを少々貰ってその穴を塞ぐことにしたそうで。
一試合全力でテニスコート二面分を走りまわるので、恐らく一試合か二試合(1試合10分以内に決着が付くので)保ってくれればと思ったらなんだかんだでその日10数回の試合をこなし、破れも剥がれもしなかったそうで。
で、基地の外のDIYでダクトテープを買ったら「別物だ」と気付いたそうで。
実際同じ番号で検索をかけてみると、アメリカAmazonと日本のAmazonでこんなにも値段が違います。
私もその人もビックリしました。
どういう理由かは知りませんがアメリカで売られてる9ドル弱の品物が日本に来ると5000円近い値段になるのです(※こちらは並行輸入品で、Amazon純正だと少し安くて3255円……それでも三倍ですが)。
日米ダクトテープ格差といいたくなる話です。
今度この高いダクトテープを手に入れてどれくらい凄いのか私もちょっと試してみたいと思っています。

マラソン最後の10メートル、梯子最後の三段目

「なんで今さらこの季節に70年前の戦争の話をするんだ、もういいじゃないか」という話がTwitterで流れてきて首を捻ってしまいました。
70年前に戦争は終わったけど、歴史は続いているので毎年この時期に戦争特集があるのは当たり前だろうと思ってました。
そりゃ敗戦したという事実は不愉快でしょうし、何度も繰り返して聞かさなくても、と思っていても、同じことを何度言えばいいんだ、耳にタコができた、もう飽きた、といったあたりからが本当に危ない。
マラソンは最後の10メートル、梯子は最後の三段目。車の免許は10年越えてからが危ない、慣れきった、もう理解した、と意識することなく「全て日常になったときが危ない」とよく学生時代バイト先の役所の職員の人が言ってました。
それに「知らない」で生まれてくる人たちに教える、ということも重要です。
私らは教育することで歴史記憶を受け継いで知恵を技術を研鑽し、蓄積し繁栄してきた種族であると同時に、すぐに忘れる動物でもあることを忘れてはいかんよなーと思います。

来る9月7日「カミカゼの邦」が文庫になります!

神野オキナの「カミカゼの邦」が文庫になります!文庫化に際し獅子猿先生を表紙に迎え、読楽」に掲載された前日譚「スウィッチブレード」も収録!さらに細谷正充先生の解説に加え、中国ファンタジー小説の傑作「僕僕先生」の仁木英之先生から解説を新たに頂きました。とてつもない読み応えとなり、徳間文庫より9月7日発売!

神野 オキナさんの投稿 2018年8月12日日曜日

神野オキナの「カミカゼの邦」が文庫になります!
単行本を買い支えてくださった方々のお陰で、文庫化に際し獅子猿先生を表紙にお迎えし、「読楽」に掲載された前日譚「スウィッチブレード」も収録!さらに細谷正充先生の解説に加え、中国ファンタジー小説の傑作「僕僕先生」の仁木英之先生から解説を新たに頂きました。
単行本も上下段組みで400ページでしたが、それ以上のとてつもない読み応えとなって、徳間文庫から9月7日発売です!
お値段少々高めになると思いますが、何卒よろしくお願いいたします!