2015年も本日で最終日です

今年もあと1時間と少しとなりました。

今頃コミケから帰られる方、実家でゆっくりとくつろいでおられる方、私のように年末年始関係なし(あるいは年末年始だからこそ)働いておられる方、色々いらっしゃると思います。

今年も色々ございましたが、読者の皆様のおかげで何とか無事に過ごすことが出来ました。

私自身はこれまで支えてくれた2つの大きなシリーズを終わらせ(あそびにいくヨ!は最終巻までを刊行、疾走れ、撃て!は来年3月刊行となりましたが、執筆自体は終わっております)、ホッとした半面、溜まらなく寂しく、不安な気分の中、次の仕事に取りかかるべくあれこれと書いたり消したり送ったり、を繰り返しております。

デビューからするとかなり遠くから来ました。今年で神野オキナは15年、物書き稼業でご飯を食べるようになってから20年になります。

かなり遠くまで来たように思えましたが、意外とそうでもない、と判ったので、今はさらに遠くへ行くために準備をしているという所でしょうか。

それまで絶版だった「南国戦隊シュレイオー」をマイナビさんに協力していただいて電子書籍として復刊し、ホームページを移動し、ブログ方式に変更したのもその準備の一環です。

世間も世界も変わりつつあり、その中にある出版業界もまた大きく変わりつつあります。

もう少し、更に遠くへノタノタでもヨタヨタでも歩いていこうと思います。

色々無様もお見せすると思いますが、何卒皆様お付き合いの程を。

 

では皆様、良いお年を!(神野オキナ、中笈木六、由麻角高介)

帝国の逆襲~ジェダイの復讐まで

昨夜というか今朝方(?)関東のあたりではスターウォーズの帝国の逆襲とジェダイの復讐(どうしても私の世代はジェダイの帰還、といわれてもしっくりきません)までを連続放送したそうで。

帝国の逆襲の時はまだ小学生で、余りにも人が並んでいつも見ていたグランドオリオンや国映館(どちらも今はありませんが那覇で有名な映画館で外国映画の大作はこのどちらかで掛かるのが常でした)では観ることが出来ず、若松国映という、普段はポルノ映画の専門だった小さな映画館に行くことになりまして……まだそういう方面に目覚めるどころか「どうして007では秘密兵器をすぐ壊しちゃうのに女の人との場面は長いのだろう?」と思うような子供だったので、映画館内のポスターにも興味は惹かれず、ただ「10回観て満足しなければあなたも変態!」という煽り文句以外は記憶から抜け落ちてますが、映画が始まってからのことは克明に覚えています。
閉塞感から一挙に解放される1作目と違い、2作目はひたすら耐えて偲んで……という地味な展開ながら、SFXはそれまで「むずかしい」とされていた雪原を背景にした合成を多用し、なによりも人形アニメでゆっくりとやってくるATATの重量感と、人間の合成の自然さに驚き、あの台詞にひっくり返り……終わった後、「もう少しこのイスに座っていたら続きが始まらないかな」と思っておりました。

そして数年後の「ジェダイの復讐」。私は中学に入っていて、沖縄でも「先行上映会」というものが催されるようになり、その第一号がこの映画だったと思います。

場所は「沖縄唯一の70ミリスクリーン」がうたい文句だった先出のグランドオリオン。
何とかお金を捻出し、一人で見に行ったらそこに当時所属していたアニメサークルの先輩(大学生)が居て、その人に当時沖縄にも上陸し始めていた「クレープ」なる食べ物を、初めて食べました(そのお店はテーブル席があるクレープ屋で、皿に折りたたんだクレープをチョコソースなどで盛りつけ、フォークとナイフで食べるというオシャレ系でしたが、一年足らずで撤退、今はその場所に地元で有名な『青島食堂』があります)。
凄く楽しくハッピーエンドで面白かった、と思う半面、銀河を揺るがす戦いの結末が、なんで森の木陰でドンジャラホイ、で終わるんだろうと微かに思いましたっけ(笑)

そのエンディングも「特別編」で書き換えられ、ダース・ベイダーの中の人はアナキン叔父さんからアナキン君に変更させられ、イウォークの宴会は音声カットという形で「帝国を妥当した喜びにわく銀河」のカットが入ったんですが……でもやっぱりあの旧三部作の初回上映版こそがやっぱりいいなあと思うわけです。

「特別編」どころか「新三部作(EP1~3)」から入った人たちはどう思うんでしょうね。

電気をコンビニで

今日のニュースでやってましたが、コンビニで電気を買うご時世なんですねぇ
比較サイトに行ってみると、私の住む沖縄も対象になっているようで。
どういうカラクリなのかわかりませんが、沖縄は火力発電なので電気料金は全国でも結構上の方に来る高さです。
その辺をどうやってブレイクスルーするつもりなのかわかりませんが、易くなってくれたらいいでしょうねえ。

こういうニュースを見るといよいよ世の中ってのは大きく動く時代になったんだなあと実感します。
年を重ねていくと新しい事は厄介ごとみたいに思えてきて「昔は良かった」と言いたいですが時計の針は戻せないし、今よりは色々良くなることの方が多くなると信じて歩いていきましょう。

 

スターウォーズEP7感想

スターウォーズEP7の感想を書いておこう、と思ったんですが阿呆みたいに長くなった上にネタバレしまくりなものしか書けなかったので、NOTEにアップしておくことにしました。
序文のところまではタダで読めますし、これまでのSWに対する思い出話なので無害です(笑)

基本、凄く楽しかった&新しい神話の再生に成功したJJエライ!ということです。

スターウォーズEP7フォースの覚醒・ネタバレ感想

素人はクラッキングできないのか?

年末なんで、HDDレコーダーも整理中。

そんな中、かなり前に偶然録画されていたCSの海外ドラマ「LOW&ORDER」という番組の初期シーズンをほけっと見てたら、二次大戦の兵隊で勲章まで貰った黒人のお爺ちゃん(ややボケ気味)がクラッカーを射殺。
そのまま老人は大人しく警察に逮捕され、実は孫とチャットするために導入したパソコンから射殺したクラッカーによるインターネット詐欺に引っかかって老後資金の投資を巻き上げられただけではなく、家も何もかも勝手に売り払われてしまっていたので復讐した……という事実が判明。

ただ、ここで問題が。
80代の、インターネット接続の方法すらろくに知らない老人に、クラッカーの住んでいた住所がどうしてわかったのか?

弁護側はあくまでも「ボケ老人が偶然射殺しただけで、心身喪失状態だから無罪でお願いします」と主張、検察も「まあ80過ぎた老人を収監しても再犯とかの問題じゃないし、そうするのもいいんじゃない、たまには(意訳)」と納得しそうになったらお爺ちゃんのほうが「俺はちゃんと明白な意志と計画を持って相手を殺した、法律を破った、お前ら法律関係者だろう? 大人しく逮捕されたんだし、ボケ老人のしたことだと許すことなく、ちゃんと殺人犯として俺を裁け!」と言い出す。

普段被告を守る、あるいは罪に問うことで互いの尻尾を取り合うために争っている検事側と弁護士側が顔を見合わせて途方に暮れるところが楽しい。

ろくにインターネットに繋ぐ方法もしらない老人がどうやって正確に犯人を捜し出したのか、いや探し出せないでしょ、というのが争点というか、弁護側検察側双方の被告への「説得点」になるという変わったお話。

最初は妄想だと思っていたら実際にはインターネットのプロバイダの相談窓口に電話をかけ「孫娘に電話したいんだけど番号も住所も書いた紙を無くしてしまった。メールアドレスだけは残ってるから調べてくれ」と泣きついて電話番号を入手、あとはそこから犯人にたどり着いたという事実を告白。

それなら可能だ、ということで検察、弁護側、判事の三者が「さてどうしたものか」と思案投げ首になるという。

なるほど、高度情報化社会になっても結局最後に点検して動かすのは人間なので、そういう点をつくのはうまいなあ、と。

そういえば「ダイハード4」でも車を盗もうとするマクレーンを、同行したオタク青年が「それじゃ管理センターに止められる」と「父親が事故で死にそうだけど車の鍵が見つからない、早く搬送したいんだ、助けて!」とオペレーターに泣きついて遠隔で車のエンジンをスタートさせて貰う、という場面がありましたっけ。

なお、LOW&ORDERは毎回ぶつっと切れて終わるので、このお話も「とりあえず、立証は当人の口からのみだから、色々かんがみて執行猶予付きでどうだろう?」という判事からの相談に弁護士と検事が双方頷いておしまい、でした(笑)

※追記;
こういうやりかたをソーシャルハッキングといい、実際の企業や官公庁への大規模なクラッキングというのは、こういうやり方をとっかかりにすることが殆どだそうで。

79年の観客から

スターウォーズが公開されました。

で、観てきました。
私には面白かったです。

そしてリブートでもリメイクでもない、「続編」を作る事の大変さが透けて見える作品でもありました。

最近読んだweb漫画2015/12/20

昨日、知り合いに「こんな楽しい漫画があるよ」ということで教えて貰いました。

宇宙戦艦ティラミス

機動兵器の中でボッチ飯という主人公の「無重力下での串カツ」に対する悪戦苦闘を描いて始まるこの漫画、孤独のグルメ(あるいは同じ原作者の「かっこいいスキヤキ」)方向にいくのかな? と思っていたら2話ではTシャツを後ろ前につけていたことから始まるドタバタ。

そして3話では「神聖なるコックピットに整備兵と称するおかんが入ってきたらどうなるか」という……つまりこの作品、コメディタッチで描く「ボトムズ」やギャグ多めの角度から描く「フルメタル・パニック!」ではなく、「コックピットという名の自室に引きこもる思春期の少年の日々」漫画なのです。

考えてみればこの手のリアルロボット系の主人公ってそういう部分があるよなあ、と(笑)大抵は「棺」のメタファーとして描かれているのでこういう切り口はこれまでありませんでした。

主人公のユーモラスさで通底する作品として私が近年思い浮かぶ作品だと、マジェスティック・プリンスがあります。あの「残念ファイブ(のちひとり加わりますけれども)」のうち男3名はそういう方向へ行く可能性もありましたが、あの作品はチームものとして作られていたので、この角度からくるか!と思いました。
当初は主人公以外遠景として描かれていたキャラクターたちも急速に立ってきて、非常に面白いです。単行本出るといいなぁ。