WF2018夏

さて、今回の上京は殆どが営業回りと、これまで自分の本、特に「カミカゼの邦」を頑張って東京都内&近郊で売ってくださった書店さんへのお礼行脚でもあったのですが、唯一の例外は現在日本最大の造形の祭典(最近はAKガーデンも出てきましたが,それでも現状日本一だと思います)、ワンダーフェスティバルの見学でした。
見学と言っても毎回何らかの形で出費してしまうのですが……
問題なのはこちらでも書いたとおり、その直前の7月28日の土曜日の段階で関東、東京を昼過ぎから台風が直撃するということで怯えていたら、28日に予定されていた隅田川花火大会が翌日に「延期」。
延期ということは台風の影響は無し?と思いましたが、沖縄の台風も過ぎ去った後にも大雨を残したりするのでさてどうしたものか。
沖縄の友人たちと「いのまたむつみ展」にいったあと、それまでの疲労困憊(月曜日からずっとあちこち飛び回っていたので)がどっと出て、宿のベッドで倒れておりましたが、チェックしてると「WF夏は実行」とのこと。
同時に知り合いから一斉に「隅田川花火大会とかち合うと電車が大変な事になるのでもしもWF行くなら早めの撤収を」と忠告が次々と(笑)。
いつもはWFの前日に東京に乗り込み、WF以後営業活動をするので体力は充分なんですが、今回はWFをスケジュールの最後に置いています。
あんまり無茶をすると沖縄に戻って仕事をするまで、疲労困憊してひっくりかえり、仕事になるまで時間が掛かりすぎることがあります(今年の2月がその典型かつ重症状態で、丸数ヶ月調子がもどらなかったのです)。
そんなわけで、今回は活動限界時間を設け、会場後2時間で撤収、としました。
以前丁寧にカタログをチェックして行動しようとしたら大変な金額を吐き出そうとした前歴があるので、基本チェック無し、行き当たりばったり。開場してからは時間との狂騒、もとい競争です。そういうわけで色々見て参りました。
その一部がこんな感じです。

アパレル商品あり、手作りアリ、マイナーキャラあり、メジャーキャラ有り、ビックリするほど小さなものから見上げる程に大きなモノまで。
アマチュアとプロが混在し同じラインで眺められるというのは大変に面白いもんです。
……でまあ、結局そこそこに散財してしまいましたが……(汗)。
あとバンダイの旧プラモデルを物凄いディールアップしてTwitterで評判になった造形家、タンゲ・アキラ氏のコン・バトラーVを含めた他の作品も展示されていたんですが結局宿に帰ってから思い出すという。
そろそろ、地図はともかく、「回るべき場所」のリストは作ってスマホに入れておくべきなんでしょうねえ。我ながら勿体ないことをしました。
次は来年2月(ごろ)のWF2019冬、ってことになるんでしょうが、これから頑張って仕事をどんどんこなして、次こそはもう少し我慢しない予算が確保出来るようにがんばりたいなーと思っております。

台風の来る中、いのまたむつみ展を見てきました

土曜日は台風が関東を直撃するという奇妙に緊迫した状態で、ホテルの掃除が済むまで外の喫茶店で時間を潰しておりましたら、沖縄の知り合いが今東京にいる、ということが判明し、彼らと合流したら最初に「いのまたむつみ展に行きたいんです!」とのこと。
でもなあ、お台場とかあのあたりは本日出向くには怖いなあと思ってたら落ち合った秋葉原すぐ近くの有楽町だったので、さっそくトコトコと行ってきました。

いやもう、本当に凄かったです。数日前にお会いしたとある漫画家さんから「あの絵は凄い。線や色使いだけじゃなく、日本画の技法と油絵の技法までつかってる。金泥つかってたりするんだよ!」と「観に行くべき」と言われていたのですが、それも納得の凄さでした。
特にこの下に表示した、表の看板にもはめ込まれた「風の大陸」の絵。
人物の背景にある月、つまり印刷物では地割れのような質感がありますが、実際には油絵の手法で凹凸が逆だったのは衝撃でした。

別の作品では透明なセル画を乗せているのかと思っていたモノが同じく薄い白の絵の具を油絵手法で盛り上げていたり……何よりも絵の具の薄さ、線の繊細さが息を呑むものでした。
また、微笑ましいなーと思ったのは場内に置かれたスケブ。 ティルズシリーズ以後から入った若い人から、バルディオスの原画で惚れ込んだ方、初のキャラデを担当したアクロバンチからの方、サイバーフォーミュラの方、様々な世代、入り口から入ってきた人たちのリスペクトに溢れておりました。
そして宇宙皇子の表紙絵を鑑賞しつつ、初めて第1巻を本屋さんで見た数十年前、
「これはズルい!この人の表紙なら中身が白紙でも買わなきゃいけないじゃないか!」
と当時の友人が声をあげた夏の日を思い出し、そしてダ・カーポの美しい主題歌が脳裏をよぎりました。
さらに、そこから多分、自分の著作の表紙を見て同じことを叫んだ人はいるんだろうなあとほろ苦く思う。あの頃はまさか本当に自分が作家になるなんて願ってはいても確信なんかしていませんでしたね(まあ、今でも怪しい所はありますが)。
とりあえず、行ける方は是非いったほうがいいと思いました。
しかし、OVAに置ける代表作「幻夢戦記レダ」の商品や本の展示はあっても原画が亡かったのは本当に残念。レコードジャケットとか、販促用ポスターの原画とか、是非見てみたいですねえ。

閑話休題

「カミカゼの邦」の文庫化の話題をもっとしたいところですが、今回はちょっとお休みをしまして。
実は今、旅の空にいます。
何処なのかはいずれ、といいますか、この時期に沖縄県外に出ているということはどういうことか。
はい、東京におります。
しかし、旅というのはホントに行く前が大変です。
旅自体は楽しいんですよ。正確に言うと飛行機に乗ってからは。
それまでが大変。
着替えの準備お土産の用意(サンリオの社長じゃありませんが「スモールギフト・ビッグスマイル」になるように心がけつつ財布の中身と相談だったり)、日程の組み立て、到着後の予定……大抵の場合、東京に出る場合は営業回りが常ですから、出版社さんとの日程打ち合わせも必要です。
大抵は4日以上の宿泊になるので、着替え半分とお土産はまとめて先に郵送します(到着日前日か当日を指定し、○○日より宿泊予定、とホテルの住所に自分の名前を書くとちゃんとしたホテルは保管してくれます)。
宿はさすがにここ10年で固定となりました。
結局あちこち都内で宿を取りましたが、やっぱり秋葉原神田、東京駅周辺が一番楽。
出版社の多くはお茶の水周辺に居を構えていますし、新宿、中野に出るのも電車一本で可能です。ディズニーランド周辺に行くには大変ですが……。
で、着替え以外にもモバイルギア、PCの用意も必要です……今抱えている仕事の中には即応性を求められることも多いので。
さらにそこへ腰痛持ちですから腰痛ベルトだの薬だのの用意がアリ、杖も持っていくことにしています。
毎年最低でも2回は上京するのでさすがになれてきた……と思うんですが、不思議なコトに毎回ひとつ、何かを忘れて上京する、というのがパターンになっています。

大抵気付くのは宿に着いて荷ほどきした後なので取りに戻るわけにも行かず、家にあるモノを現地で買い求めるというのもままあります(それがその時のために購入した新品のものだったりすると空しさ倍増です)。
また、家でなにかをし忘れたままというのもあります。
あと「ちゃんと施錠をしたか」という不安で何度も戻ったり……こちらは最近、スマホで「出て行くまでのチェックを動画に撮る」ということで解消されつつありますが。
幸か不幸か、忘れ物で決定的ということに陥ったことは……一度ありました。
旅先では眠れないので、早朝移動が必要な時は導眠剤を飲んで寝るんですがそれを忘れた時は、ろくに眠ることも出来ず、ただ横になって目を閉じて朝を迎えたりもしました。
今回の旅行でも多分何かを家に忘れてると思うんですが、大したものじゃありませんように……

それよりも今度の東京は猛暑の最中、さてどうなりますか……

 

…………という下書きを作ったのが23日でしたが、今現在、各所打ち合わせやお礼巡りなどをしております。そして……関東に台風が来るかも、ということでドタバタになりつつあります。
あと、今回もしっかり(?)忘れ物をしました。
iPhone用の電源ケーブルと、ノートPC用のマウス。
隅田川の花火大会が延期されてWFと重なりそう、ということでその時の電車の混雑具合の恐ろしさを知り合いに教えられて今試案投げ首です。
さてさて、どうなりますことやら……私、無事にWFにいけるのか、そもそも開催されるのか?