魔法少女サン&ムーン~推定62歳~

TLに流れてきたんでひょいと観に行ったらみるみる読んでしまい、慌ててKindleを買いました。
淡々としてて、颯爽とした魔法少「女」のお話。
「まどかマギカ」に端を発した「残酷な」魔法少女ものというのは数々ありますが、それは戦闘や社会、あるいは宇宙そのものという大きなものが彼女たちに牙を剥いていたら、というお話。
ここに描かれているのは「魔法少女という永遠の時間」を手に入れてしまった少女たちのその後と「老い」と「おしまい」の物語。
社会は彼女たちのことを知りつつもいつもと変わらず流れ、残酷に牙を剥いたり襲いかかったり、魔法少女同士が殺し合うこともない。
でもそこにあるのは「時間を止めた永遠の少女」であることの意味、そして「永遠の時間を続けること」への「彼女たちの結論」。
地に足のついた「重さ」のあるお話なのに、さらっと描いているのが凄いです。