「諸見座曹長くん」制作記


「あそびにいくヨ!」のアシストロイドのお人形はすでに私のアイコンとなっておりまして、漫画家の高津ケイタ先生からは「いつもリアルでお会いする時『あれ?アシストロイドじゃない?』と思ってしまいます」と言われるほどです。

今はなきCMsさんの作ってくれた三体セットアシストロイドはその後、なんだかんだで1カートン分を所持して、多分死ぬまで私の回りでアレコレ代理役をやってくれると思っていますが、良くできた商品でも使い続ければ破損は起こります。
特に耳の部分の付け根が折れやすいのは構造上仕方の無いことですが、誤って足の付け根が折れる個体が出まして。
「このところ手を動かして造形物作ってないから久々にちょっと遊んでみよう」ということで「カミカゼの邦」の「諸見座曹長くん」を作る事にしました。
本編を読んだ方たちが真っ先に「印象に残るキャラ」に指名する彼ですが、当初の案では途中退場するはずでした。
書いていて「こいつは生き残らせたほうがいい」と判断して彼は結局「カミカゼの邦」のなかでは一、二を争う人気キャラとなっておりますから不思議なもので。

こり始めるとキリが無いので、三日以内に終わらせる、ということを目処に、ひたすら手を動かしてさっさと作る事にしました。

制作方法は簡単です。
○頭部・まず横の「ビンタ」部分を残してアシストロイドの前髪ディティールを金ヤスリと超音波カッターで削り、ウェーブのエポパテの食いつきがいいようにピンバイスで穴を開け、そこにエポパテを盛り、あとは耐水ペーパーで磨いて、頭は完成。
○胴体・付け根がもげた左足をに軸打ちし直し、足から胴体側に差し込むように変更。足首部分にエポパテを盛って整形、ブーツ風に見える様に。
首回りの鈴とリボンのディティールはニッパーとヤスリで削除。
背中にはエポパテで日本刀を背負わせるためのラックになるような部品を作りました(結局タイムオーバーでこのパーツは無駄になりましたが……)
○手
ひとまわり金ヤスリで削って、さらに武器の保持のために穴を広げました(左右共に削りすぎて結局武器は接着固定になりましたが。
左手は実験的に超音波カッターで切れ込みを入れて曲げて表情を付ける事に。接着は普通にタミヤのプラモ用接着剤が効きました
平手パーツは以前同じCMsさんのエリスのフィギュアについてた、同じ原型師さんが作ったビックリポーズをしたアシストロイドの平手を複製したものを流用。
○武器類
最初は12分の1のSCAR-Hを切った貼ったして、と思いましたが時間がない&キットが手元にないので、LEGO系のブロックトイについてくる兵士の銃をプラモのランナーで適当に改造、銃口に穴を開けてアサルトライフルと言うことに。
同じく、ランナーを金ヤスリで適当に削って日本刀の刀身と持ち手を。一応「はばき」のような部分もあります。鍔はランナーの番号表示部分に柄と同じ太さの穴を開けて切り取り、整形して刺しました。時間がないので緩やかなカーブのない直刀になったのは残念。

■塗装
全体をシタデルのケイオスブラックのスプレー(プライマー)で塗装。あとはシタデルのサンドイエローや水性ホビーカラーのマホガニーなどで迷彩を適当に。腰のラインはサインペン。
武器も同じくシタデルカラーです。
最後にサインペンで額に諸見座をあらわす「も」の字を書き、目つきを悪くして、「へ」の字口を書き込んでお終い。

……まあ写真をご覧になれば判るとおり「キッツイ」出来ではありますが、老眼の身では「1メートルも離れればそれなり」に見えるので満足しております。
いずれ時間が出来たら再チャレンジしたいですが……。