妄想。USA版「君の名は(youe name is mine)」

普段はこういう馬鹿な小説も書いておりますが、当然こういうことは普段の訓練(?)が大事なわけでしてね

その訓練(?)もかねて、Twitterでこういうことをポケラット呟いたら妙に受けたのでちょっと掘り下げ。

まず、ドゥウェイン・ジョンソンはテキサスかどっかの片田舎の保安官。
最近、メキシコからの移民であれこれ五月蠅いけど、女子供だったら見逃してしまってうだつが上がらない存在。趣味は筋トレ。
結婚寸前まで行った女性がいたけど彼女はこの街を嫌ってNYへ。以来傷心のまま「あいつホモじゃないか疑惑」まで持たれつつ、それでも真面目に仕事に打ち込む男(犬好きなので犬がいる)。近くに同じく保安官だったがこちらは「伝説の」と言われた父(ドン・ジョンソンあたり)が隠遁生活中。
飲んだくれのダメダメな兄のような親友(S・ブシュミあたり)がいて、アドバイスはしてくれるが伴わない。

スカーレット・ヨハンセンはDCの大物上院議員秘書、といっても第四とか第五とかの下っ端。自分よりも年下の女性(クロエ・モレッツあたり)がハーバード出な上に議員の従兄弟なので第一秘書に納まって面白くない。
つきあっている男性もいるにはいるが、仕事が忙しすぎて疎遠気味、久々にデート、と思ったら別れ話を切り出されて荒れまくり。

同時刻、保安官のほうはNYに行った、昔の彼女が強盗に殺されと聞いて傷心のあまり荒野へ出て行ってバーボンを一気飲み。

そして目が覚めると保安官は見知らぬ都会のホテルで目を醒まし、秘書の方は荒野のど真ん中、ピックアップトラック(保安官の自家用車)にもたれ、愛犬に顔を舐められて目を醒ます(中身の秘書は犬嫌いなのでここで一騒動)。

互いにこれは夢だと思うふたり。

男女の肉体的性差と、「自分の肉体は何者か」が分からないためにテンヤワンヤ。
秘書の方は(※肉体テキサス)ノイローゼだと判断され、保安官のほう(※肉体はNY)はセラピストを紹介され、セラピストからスピリチュアルな人(マイケル・キートンあたり)の方へ回される。
秘書の方は大人しい保安官に代わって、論理的にうっとうしい上にセクハラ野郎な町の大物をまくし立てて追い返し、保安官補で友人(M・ウオールバーグあたり)に感心されたり、保安官のほうはオフィス内でパワハラ&セクハラしてくる男たちにウンザリして趣味で習った武術で撃退してみせたりする。

とにかくさんざんな一日が終わって、寝て、目が覚めると元に戻ってる。

首を捻るが夢出ない証拠に周囲の様子がおかしい。
特にテキサスの町のお偉いさんは「実は俺は、マッチョヅラしてるが、本当はホモなんだ」と主人公を同志だと思って告白したり、腕をねじ上げられて罵られたDCの上司のひとりはドMで彼女をくどき始めたり。

そして週末手前、また入れ替わっている。

これは神の思し召しか、何かか(とキリスト教圏なので考える)ということで、ふたりともそれぞれの教会に行く。

テキサスの方にはキリストみたいな顔で腰に銃を吊った牧師(ジェームズ・カヴィーゼル)がいて、DCの方はPCを駆使しまくってハッカーのバイトをしているらしい神父(マイケル・エマーソン)がいる。

片方は「それは神と銃に聞くしかないことだ」と厳かに答えをはぐらかし、片方は「それは興味深い、早速ネットで調べてみよう」とPCに問いかけて夢中になる。

アホらしくなって外に出るふたり。

とりあえず、自分に入れ替わっているのは誰なのか、自分の身体にいる間にどちらもスマホに録音しておく。

次の入れ替わり。互いの人生をしる二人。入れ替わりは必ず一日だけなので、適当にその日を過ごしてしまえば何とかなる。

周囲は「週末手前になるとあの人はおかしくなるんだ」ということで認めるようになり、ふたりは入れ替わりを楽しむようになる。
保安官はNYで文化的な生活を(死んだ恋人の名残を見つけて涙ぐみ、それを職場のイギリス紳士な第2秘書(デヴィッド・テナントあたり)に見られて好意を持たれたり)、秘書はテキサスで銃をぶっ放すワイルドな人生を(この間に銃の扱い方を覚える&身体の動かしかたを学ぶ)堪能。

そのうち、テキサスの方では奇妙な密輸が起こる。
DCではCIAからの報告書で危険なテロリスト(ラールス・ミケルセンあたり)が国内に潜伏、しかも核物質のエキスパートだという情報が届く。

次第にふたりが見聞きしている情報を突き合わせていくと、テキサスから入国したテロリストと核物質がワシントンDCに持ち込まれ、核爆弾として作動させられるテロ計画に行き当たる。

だが、どうして一介のテキサス保安官とうだつの上がらないオールドミス手前の秘書がこの事実を掴んだと証明出来る?

あの手この手で匿名通報したり、サイトの資料をでっち上げて頑張ってみるふたりだが、そういうことのプロではないので結局突き止められ、ふたりとも拘束され、秘書はNSA長官(S・スタローンあたり)自ら謁見、さらに上院議委員、保安官の方は警察のコミッショナー(チャック・ノリスあたり?)と州知事(A・シュワルツェネッガーあたり)まで同席の上、「君の妄想の話だろう」で解雇処分に(実はNSAの中に裏切り者がいて、彼らがSNSで連絡を取り合ってこの詐欺を仕掛けたと見せかけている)。

こうなったら自分たちでやるしかない。

ふたりは互いのスマホに伝言を残し、DCに核爆弾が持ち込まれる前に阻止しようと大陸横断特急へと乗り込んだ。
ついでに神父と牧師のふたりと保安官の父と親友ふたりも巻きこむ(後者は来るなと行ってもやってくる)。

銃撃戦を繰り返しながらふたりは前と後ろの車両からそれぞれテロリストを追い詰める。同時にNSAの裏切り者も正体が露見する。

やがて真ん中の車両でテロリストを挟んで初めて顔を合わせる二人。

そして対決、試練。

ふたりは力を合わせてテロリストを倒し、核ミサイルを解除……出来ない!と思ったら保安官の親友ののんだくれのほうとPCオタクな神父はは実はMITから夢破れて帰ってきた人物であっさり解除してくれる。

逃げるNSAの裏切り者を素手で殴って停めるNSA長官。

ふたりは一転、英雄になる。

そして式典が終わってそれぞれ握手し、別々の方向に向けて去って行くふたり。

それぞれの傍らには保安官を思っていた助手の女性、秘書をずっとさりげなくフォローしてくれていた第2秘書の男性(デヴィッド・テナントあたり)がいる。

 

…………てな感じの話を妄想しておりました、はい(笑)

とういわけで、こういう馬鹿な面ばかりじゃない神野オキナの新作「EXMOD:思春期ノ能力者」は明日から電子書籍版も配信ですので、電書派のかたは是非よろしくお願いします!

書籍派のかたも是非!