神罰と復讐者

NetflixのデアデビルS2にとうとうパニッシャーさんが登場
さすがにこれまで作られた3本の劇場版の誰でも無いのは寂しいですが、アベンジャーズな方々と違って、マイナーな、単なる殺人者で復讐者なキャラはネット専用ということもあってかなり尖っております。

これまでのようにバカスカ撃ちまくるだけじゃなく、武器を奪った南米系マフィアを半殺しにしたうえで精肉所のフックに全員引っかけて放置殺害というのっけから飛ばしまくり。

基本、下町人情キャラとどうしようもない人の屑が横行するデアデビル世界で完全に異彩を放っております。
何しろ出会うマフィアからバイカーギャングから基本皆殺し。
遠くから大口径ライフル、近くで拳銃、あちこちに銃を隠していて、お話の中で初めて顔が見えた次の数秒後にはデアデビルの頭を撃ち抜くという格好良さ。

「マスクと子供のパジャマみたいな格好で街を駆け回る、それで家に帰ったらマスクを取ってたぶんこう思う『あんなことをしたのは俺じゃない、他の誰かだ』ってな。でも兵士はマスクなんかつけない、したくても許されない」

と鎖で縛り上げたデアデビルに向かって言い捨て、
「あんたが街でやることは何の役にも立たない判ってたか?」
「お前は役に立っているのか?」
「関係ない。俺は必要だからやってるだけだ」
「よく言うよ、お前ひとりだけじゃないんだぞ、誰を亡くした? 愛する人間だったのか? それは可哀想にでも誰かを失ったからって、こんなことをする必要は無い」
「失ったことでこうなる奴もいるってことさ」
「お前は本当に惨めだよ」
「そうだろうな……俺たちを癒やすものなんかないんだよ、俺たちを満たし、使命を与えるものもな。俺の霧は思いも寄らぬ時に晴れた」

もう冬の兵士というか、完全に原作の「止めようのない復讐者」キャラ立ちまくり。
映画にあった「実はいい人」描写が殆どなく、役者さんの演技も含めて乾ききったキャラなのが凄い。
S1は完全にキングピン役の人の演技力に悪党の側のドラマがおんぶに抱っこだったんですが、ここへ来てパニッシャーのキャラクターを上手く使って灰色の世界を描いております。

DVD出ないかなぁ。